おはようございます、あおまです(a_o)
前回のときどさんの著書「東大卒プロゲーマー」続き、今回もときどさんの著書「努力2.0」を紹介します。
前回の記事「東大卒プロゲーマー~論理は結局情熱には勝てない~」↓
講義内容・・・「東大に受かる努力」ではもう勝てない。
格闘ゲーマーになって20年、順調だった著者のプロゲーマー生活は大きな壁にぶつかった。「誰よりも早く正解を見つける」やり方が、環境の変化により陳腐化したのだ。本書はスランプの中で見つけた新しい努力のやり方をまとめたもの。仕事や人生で「正解」「勝ち」「合理性」の世界で行き詰まっている人に役に立つ1冊!
ダイヤモンド社 内容紹介より
講師紹介・・・ときど
東大卒のプロ格闘ゲーマー。本名:谷口一(たにぐち・はじめ)。
1985年沖縄県那覇市生まれ。麻布中学校・高等学校卒業後、1浪を経て、東京大学教養学部理科一類入学。東京大学工学部マテリアル工学科に進学、卒業。同大学院工学系研究科マテリアル工学専攻中退。2010年、日本で2人目となる格闘ゲームのプロデビュー。出場する国際大会ではいずれも上位に入賞するなど、「ときど式」と呼ばれる合理的なプレイで活躍。
しかし2013年ごろから、eスポーツ業界の環境変化により、これまで戦略の柱にしていた「ときど式」の戦い方が通用しなくなり、大スランプに陥る。試行錯誤の末、これまでの戦い方を捨て、ゼロからやり直すことを決断。
その後見事に復活し、2017年最大の世界大会Evolution(EVO)で優勝、2018年カプコンプロツアーで年間ポイントランキング1位、EVO準優勝。さらに2019年も安定して好成績を残している。
2019年、ロート製薬、ソニー・ミュージックエンタテインメント、大塚食品、QANBAとのスポンサー契約を発表。著書に『東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない』(PHP新書)がある。
ダイヤモンド社 内容紹介より
講義前のイメージ
前回の「東大卒プロゲーマー」を読むまでは
勉強すれば東大、ゲームすればプロ、
どちらも結果を残してきっと挫折なんて無かったんだろうなー、
なんて思っていましたが違いました、すみませんでした。
今回はその挫折や敗北を経て変化した考え方や努力の方法の
さらに具体的な内容が知る事ができるのかなと期待してます。
登場人物紹介
ときど選手 | 座右の銘「やってみる」努力2.0の6大法則をこの本で紹介してくれます。 |
ももち選手 | 同年代のライバル。ももち選手との勝ちを確信した試合の逆転負け敗北がゲームに対する取組み方を大きく変えるきっかけとなった。 |
山路先生 | ときど選手が通う空手の先生。空手を通じてフィジカル面だけでなく精神面も鍛えられた。 理不尽な事があっても自分で考える練習という考え方になった。 |
りゅうせい選手 | 伸び盛りの若手プレーヤー。彼との練習で教える事は状況を理解して言葉にすることの訓練になった。 |
ウメハラ選手 | 超えるべき人。格闘ゲームの初期から深い努力をしてきていた。 この方の著書も今後必ず紹介します。 |
結果を出す為の努力の方法1+3選
たくさんの努力の方法が書かれていましたが
その中でも重要だと考えた3つを紹介します。
大前提「やってみる」で機会を増やす
ときどさんは座右の銘を「やってみる」だとおっしゃっています。
無駄だと考えてやらなかった事の中にも大切な事がある。
まずは「やってみる」
さらにその時にどれだけの事に気づく事ができるかで
やってみた価値を生む事ができます。
PDCAよりDCA
P・Plan(計画)→D・Do(行動)→C・Check(確認)→A・Action(改善)
いわゆるPDCAですが、
今回の重要度を表すと
こんな感じでしょうか↓
P→D→C→A
まずやってみる、ならD→C→Aです。
もしくはPはDと同時に行う
PD→C→Aです。
とにかくやってみる、です。
①失敗から学ぶ
失敗の原因は知識不足、または技術不足。対策は勉強と練習
PDCAのCheckの部分です。
失敗した時に原因がどちらであったのかを考えることから始まります。
知識不足は知らなかったから失敗した。
対策は勉強。
技術不足は知っているけど出来なかったから失敗した。
対策は練習。
勉強と練習は
「②基本技術は120%習得してから」に続きます。
②基本の技術は120%習得してから
どれだけ勉強と練習を積んでも失敗を無くす事はできません。
ですが基本の技術を確実に習得する事は無駄な失敗を減らしてくれます。
ここでは数字で120%とされています。
基本は完璧にして当たり前なんですね。
基本が無いと応用ができません。
理解できているかを見極めるひとつの基準として
「言語化できるか」
感覚ではなく、正確に言語化できるかで
判断していきましょう。
③勝つ為の正解はない、自分がどうなりたいか
この記事の最初の方に書いた『「東大に受かる努力」ではもう勝てない。』
この言葉の意味は
「プロゲーマーの世界には正解が無い、
正解を目指す東大受験のような努力では勝てない」
という事です。
試合に勝つ、東大に合格するという目的はそれぞれあるとしても
達成する為の方法が全く違う。
過去の問題や傾向と対策を行う試験勉強に対して
まず「どうすれば勝てるか」という問題から
考えるプロゲーマーの世界。
正解を見つける→変化が激しいから正解ではなくなる=正解はない
プロゲーマーの世界にも正解といわれるものは
あるかもしれませんが
そもそも変化の速度はすさまじく
昨日まで正解かと思われていた事は
通用しなくなる。
それは新作の発売、
メーカーが実施するアップデートや調整、
プレイヤーの新たな攻略法ひとつで
状況が変わってしまうからである。
たとえば試験勉強の世界なら
覚えた数学の公式や英語の文法が
変わってしまう事だと考えると
とんでもなく恐ろしいです。
でもこれってプロゲーマーの世界だけではないと思います。
今の社会自体が変化が早く、激しいものになっています。
数年前には予想もしなかった状況になっており
数年後はどうなっているかもわからない。
そんな社会でどうすればいいのか・・・
正解はない、自分がある
自分がどうなりたいかを考え続ける事で
時間はかかっても結果に繋がる事になります。
そのきっかけは最初にもある「やってみる」です。
講義内容まとめ
まず「やってみる」
①失敗から学ぶ
やってみた結果からわかったことはなにか?
②基本の技術は120%習得してから
基本が無いと応用ができない。
③勝つ為の正解はない、自分がどうなりたいか
自分がどうなりたいかを考え続けることで
結果を生む自分になれる。
(約)20文字まとめ
「やってみる」で
失敗に学ぶ。
正解は無いが
考え続ける。
「やってみる」で失敗に学ぶ。正解は無いが考え続ける(22文字)
以上です。
今日も昨日の自分よりひとつでも成長していきましょう(a_o)/
コメント